「シートシャッターが動かないけど、故障なのか。」と困っている方はいませんか。
シートシャッターにはさまざまな故障が起こります。
そこで今回は、故障事例と解決法、修理の流れについて紹介します。
故障事例について
まず初めに、どういった故障があるのか紹介します
故障とは思っていない場合でも故障している可能性があるため、家のシートシャッターと照らし合わせながら確認しましょう。
1つ目:シャッターが上がらない・下がらないこと
これは相談内容の中でも多く、さまざまな原因が考えられます。
生活に支障をきたすので、少し違和感を覚え始めたら対応しましょう。
2つ目:シャッターからの異常音
部分的に変形を起こしている場合に発生します。
危険である確率が高いので、速やかな修理を心がけましょう。
3つ目:シャッターが止まらないこと
全開停止位置からブレーキが利かずに落ちてきた場合はとても危険です。
これ以外にも、シャッターが反転上昇する、パイプがフレームから外れる、自動運転と手動運転の切り替えができない、などの故障があります。
いずれかに当てはまる場合は修理を申し込みましょう。
解決法について
ここでは、3つの故障に対する解決法を紹介します。
1つ目:シャッターが上下に動かない
この原因はいくつかあるため、3つの原因と解決法を紹介します
原因①:電源が供給されないこと
制御盤内のナイフスイッチヒューズが切れている、もしくはショートが原因でブレーカーが落ちていることが考えられます。ヒューズの交換、もしくはブレーカーをオンにすることで解決できるでしょう。
原因②:エマーゼンシスイッチが作動していること
シャッターは通常、全開もしくは全閉で停止するように設定されていますが、誤作動を起こす場合があります。
エマーゼンシスイッチをシャッタースラットから離すと元通りになるでしょう。
原因③:制御盤内のリレー不良
通常、押ボタンスイッチで開スイッチを入れた場合、制御盤内のリレーがスイッチを押し続けなくてもモーターを回転させます。
しかし、リレー内部の老朽化で機能しない場合があります。
リレーの修繕は行えないため、制御盤を交換しましょう。
2つ目:異常音がする
これは音の種類によって解決法を分けます。
解決法①:ギヤ音
ギギギと音がする場合、開閉器と巻取りシャフトのローラーチェーンバランスが悪い、またはスプロケットに異常をきたしていることが考えられます。
この場合は危険度がとても高いので、速やかに対応しましょう。
解決法②:キーキーという摩擦音
この場合はガイドレールとシャッタースラットがこすれて生じている可能性が高いです。
偏りを直したり、つぶれた部分を修繕したりすることで音が消えるでしょう。
また、錆が原因の場合はスプレー式のグリスを吹きかけましょう。
解決法③:ギシギシというきしみ音
これはシャッタースラットの変形によって生じている場合が多いです。
曲がった部分のスラットの修繕は行えないため、交換しましょう。
3つ目:シャッターが止まらない
ここでもいくかの原因と解決法を紹介します。
解決法①:モーター内のブレーキ機構が磨耗している
磨耗を起こした場合は停止位置で止まらずに下降します。
ブレーキの交換、もしくは開閉器一式の交換をしましょう。
解決法②:火報連動装置と連動していること
連動した状態であれば、火災と判断されて下降状態になったままです。
感知器の誤作動、防災連動を確認後に復帰するとシャッターは通常の状態に戻るでしょう。
修理の流れについて
最後に修理の流れについて紹介します。
事前に流れを知っておき、どの工程にいるのか把握しましょう。
STEP①:お客様の要望をお聞きし、最適な施工方法を提案
当社では、一般的な工事やメンテナンスのみならず、特殊なものまで幅広く対応しています。
多数の実績があるので、安心してお任せください。
STEP②:現地調査
図面と現状との間に相違がないか必ず確認し、相違がある場合には現場に合わせた測定を行います。
STEP③:1週間を目処に見積もり
現地調査を終えたら、1週間を目処に見積もりを出します。
わからないことが多いと思いますので、気軽に質問してください。
STEP④:工程の打ち合わせと着工、試運転
ご成約後はお客様と工事の工程について打ち合わせを行い、工事に入ります。
事故防止を第一に考えて、「安全保護具の着用徹底」「作業内容の打ち合わせ」「危険予知の実施」を行います。
工程進捗の管理を徹底し、工期遵守に努めて行うので、安心してお待ちください。
STEP⑤:最終検査
試運転や調整が終わったら、最終検査を行い、引き渡して完了です。
以上のステップを踏んで修理を終えます。
疑問点や不明点がございましたら、ご相談ください。
まとめ
今回は、シートシャッターが故障する原因と解決方法、修理の流れについて紹介しました。
故障によっては大きな事故につながる可能性があります。
小さな故障でもぜひ当社にご連絡ください。
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