「工場での夏の暑さ対策について知りたい」
「遮熱工事を行うことで暑さ対策になるのかな」
このような悩みをお持ちの方は、いらっしゃるでしょう。
この記事では、空調を効率化する暑さ対策と個人でできる暑さ対策、遮熱工事による暑さ対策の3つをご紹介します。
少しでも興味のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
□空調を効率化する暑さ対策とは
暑さ対策には、どのようなものがあるかご存じでしょうか。
ここでは、空調を効率化することによる暑さ対策についてご紹介します。
＊スポット空調を設置する
スポット空調の中には、吹き出し方向を自由に調節できたり、移動可能であったりするものがあります。
これにより、部分的に温度を下げられます。
工場の中で、作業者が長い時間を過ごす場所には、スポット空調を設置して、局所的に温度を下げると良いでしょう。
目的に応じた空調機を選ぶことで、全体の温度を下げることなく、作業者の環境を快適にし、作業効率の向上が期待できます。
＊ビニールカーテンを設置する
スポット空調を導入するのが難しい場合は、ビニールカーテンを用いましょう。
作業者のいる場所の空気を遮断して、空調効率を高めてくれます。
ビニールカーテンは、比較的コストもかからないため、ぜひ実践してください。
＊吸排気フードを設置する
工場内の気温が外気より高くなる原因として、機械から発生する熱があります。
火を用いたり、熱湯を使用したりする工場は、室温が高くなるでしょう。
この場合、吸排気フードを適切な位置に設置することで、効率的に湯気や熱気を逃がし、室温の上昇を抑えてくれます。
＊自動空調システムを取り入れる
工場内の空調をすべて高性能な空調機に変更するのは、かなりの費用がかかります。
そこで、使用している空調に、後から自動空調システムだけを導入するという方法があります。
これにより、費用の削減と高い効果の両方が期待できます。
空調を効率化することは暑さ対策につながります。
ここで紹介した方法をぜひ実践してみてくださいね。
□個人でできる暑さ対策について
ここまでは、工場全体に関する暑さ対策をご紹介しました。
しかし、暑さ対策は、作業者が個人でも行えるものでしょう。
そこで、ここでは個人でできる暑さ対策についてご紹介します。
＊下着の工夫
下着は体感温度に深く関係します。
実は暑さ対策には、ピタッとした体に密着するようなインナーがおすすめです。
理由としては、汗をすばやく吸収し、外部へ熱を放出してくれるからです。
また、吸汗性と放射性のある素材を選ぶようにしましょう。
綿やポリエステルがおすすめです。
これら2つの長所を併せ持つ合成繊維もおすすめです。
＊冷感グッズ
冷感グッズも取り入れると良いでしょう。
即効性もあり、暑さ対策になります。
・ボディシート
これは多くの方が知っているでしょう。
汗を体からふき取り、不快感を減らしてくれます。
それに加えて、体全体がひんやりとして、しばらくの間は快適に過ごせます。
・クールタオル
クールタオルはコンビニや100円ショップで簡単に手に入ります。
タオルを濡らし、絞り、振るだけで、身に着けると体温を下げてくれます。
首に巻くタイプもあります。
・クールファブリックスプレー
スプレーで霧を衣服に吹き付けることで、涼しさを感じられます。
靴下などに効果的でしょう。
休憩中に吹きかける使い方をおすすめします。
個人でできる暑さ対策についてご紹介しました。
暑さにお困りの方は、簡単なものから取り入れてみてくださいね。
□遮熱工事による暑さ対策について
工場の暑さ対策には、もう1つ非常に有効な方法があります。
それは、遮熱工事です。
ここからは、遮熱工事による暑さ対策についてご紹介します。
＊遮熱工事とは
遮熱工事とは、太陽から放射された熱を遮り、熱が吸収される前に熱の侵入を防ぐ工事です。
太陽光の強い夏場では、熱を強く反射し、室内の気温上昇を防ぎます。
＊遮熱と断熱の違い
遮熱は熱を反射させて跳ね返す、断熱は熱の伝わるスピードを遅くするという違いがあります。
遮熱工事では、遮熱材を用いることで、輻射熱の99パーセントをカットするので、断熱よりも効果があります。
＊遮熱工事の効果
輻射熱を大幅にカットすることで工場内の温度が適切に保たれます。
熱中症などの心配もなくなり、さらに光熱費の削減にもなります。
快適さと費用削減の両方に有効な対策方法であると言えます。
遮熱工事についてご紹介しました。
当社では、遮熱工事を承っておりますので、暑さ対策を検討している方はお気軽にお問合せください。
遮熱工事を取り入れることで、工場全体がよりよくなるでしょう。
□まとめ
今回は、空調を効率化する暑さ対策と個人でできる暑さ対策、遮熱工事による暑さ対策の3つをご紹介しました。
夏の暑さに適切に対処できると良いですね。
当社では、遮熱工事を行っています。
大阪府を中心に近畿圏内の方は、ぜひご相談ください。
