「遮熱工事について詳しく知りたい」
「遮熱工事のメリットとデメリットについて理解しておきたい」
そのように考える方は多いと思います。
この記事では、遮熱工事の説明とメリットとデメリットの紹介をします。
遮熱工事について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
□遮熱工事とは
遮熱工事という用語は聞いたことがありますでしょうか。
なんとなくのイメージで終わっている方も多いと思います。
ここでは、この遮熱工事について詳しく説明します。
*遮熱について
遮熱について詳しく知っておきましょう。
太陽から来る熱線により、屋根や外壁が熱せられ、これらは次の物体へ輻射熱を放射します。
この輻射熱は室内に向かってしまいます。
遮熱とは、この輻射熱を室内に入らないようにすることを指します。
*遮熱工事で夏にも冬にも快適に
遮熱工事とは、夏に太陽からの輻射熱を97パーセント削減し、熱エネルギーを室内に移動させずに涼しい環境を作り出す工事のことを指します。
この工事では、超薄型の遮熱材を用います。
超薄型の遮熱材を用いることで、快適な室内を生み出しているのです。
また、昼間でも室内温度の上昇を防ぎ、空調効率を大幅に上げられます。
この工事は、冷気暖気問わずに熱エネルギーの移動を抑えるという新しい概念から生まれたものであるため、寒い冬にも有効です。
寒い冬には、外の冷気を反射し、暖房で温まった室内の暖気を室内に反射します。
すなわち、夏でも冬でも快適な空調を保てるという工事が遮熱工事なのです。
*遮熱工事の例
ある店舗では、一年を通して、50パーセントの電気代の削減に成功しています。
また、屋根裏の温度が51度から27度に下がったという倉庫もあり、
これによって、昼間の作業効率が上がったようです。
その他にもたくさんの実績があります。
建物以外にも遮熱工事は可能です。
体育館などの施設の天井材や、冷蔵・冷凍倉庫の内側、ダクトなどの設備、水耕栽培のビニールハウスなどにも利用できます。
ご自身のお困りの場所に遮熱工事をぜひ活用しましょう。
□遮熱工事のメリットについて
ここまでで、遮熱工事についての説明をしました。
ここからは、そんな遮熱工事についての5つのメリットを分かりやすく紹介します。
遮熱工事の良さを存分に理解しましょう。
*夏場の室内気温が下がる
夏場は輻射熱を削減することで、室内の気温が下がります。
室内の気温が下がることで、熱中症の危険度を下げていただくことが可能です。
*冬場も暖かい
遮熱工事には、保温効果があり、
冬場は暖房で暖めた室内の空気を逃がさず、暖かさをキープします。
*作業効率が上がる
夏場も冬場も快適な環境を作れます。
ゆえに、室内での作業がしやすくなり、作業効率が上がるでしょう。
*光熱費が下がる
使用電力も削減されます。
屋根と壁の両方に施工することで、電力削減率は50~60パーセントにもなり、
光熱費の心配をする必要がなくなります。
*冬場の結露や湿気が防げる
冬場には、結露や湿気が防げるというメリットもあります。
遮熱工事のメリットを5つご紹介しました。
メリットは多岐にわたりますね。
これらのメリットは遮熱工事を検討する際の参考にしてください。
□遮熱工事のデメリットについて
遮熱工事にはたくさんのメリットがありました。
しかし、メリットだけではありません。
ここでは、遮熱工事の2つのデメリットをご紹介します。
メリットとデメリットを両方押さえておくことで、遮熱工事を後悔なく行えます。
*対流熱・伝導熱に力を発揮しない
遮熱工事は、熱移動の三原則の残りの25パーセントである対流熱・伝導熱には効果がありません。
しかし、このデメリットには対策ができるのです。
遮熱材の横に静止した空気層をつくることで、物体がない状態ができ、伝導熱の発生を極限まで抑えられます。
また、空気の移動もほぼなくなるため、対流熱の発生も防げます。
そのため、このデメリットはそれほど心配しなくて良いでしょう。
*間違った施工方法で結露が発生してしまう
間違った遮熱工事を行うことで、結露が発生してしまうことがあり、
その結果、遮熱材が性能を失い、カビが発生してしまいます。
現在ネット上では、ご自身で遮熱材を購入できるようになっています。
しかし、ご自身で貼るよりも、業者に依頼をした方が間違った貼り方をしてしまうことがなくなります。
遮熱工事をお考えの方は、ぜひ当社までご依頼ください。
責任をもって、工事を行わせていただきます。
遮熱工事のデメリットは以上の2つでした。
2つのデメリットには対策ができるので、遮熱工事を行う際にはこの対策をしっかりと行いましょう。
□まとめ
今回は、遮熱工事の説明とメリットとデメリットの紹介をしました。
遮熱工事についての理解が深まったのなら、幸いです。
当社は、工場工事を専門とし、お客様のコストダウンに貢献して参ります。
大阪府を中心に近畿圏内の方は、お気軽にお問い合わせください。