ドレン配管は、排水管や下水溝を排出するための配管のことを言います。
本記事は、ドレン配管が詰まる原因と詰まりを放置した結果、ドレン配管の詰まりによる水漏れの対処法をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□ドレン配管が詰まる原因について

ドレン配管は、空調機の熱交換器で凝集された空気中の水分を、ドレンパンに集めて屋外へ排出する配管です。
このドレン配管が詰まる原因としては、次の5つの要因が考えられます。

1つ目は、空調機の分解清掃をこれまで一度も行ったことがないためです。

2つ目は、空調機のフィルターを定期的に清掃していないためです。

3つ目は、空調機を設置して5年以上経過していることです。

4つ目は、ドレン配管やドレンパンの清掃を一度もしたことがないためです。

5つ目は、空調機の台数が多いために配管距離が長くなり、勾配が取れなく詰まりやすい状態になっているためです。

目には見えませんが、空気中には細かなホコリや花粉、チリ、油などが漂っています。
空調機内に吸引されたホコリや花粉などは、空調機内で凝集された水分と一緒に流されます。
水に流されると言っても、水の量は少ないので、空調機の運転を止めるとホコリや花粉などだけ配管内に取り残されてしまいます。
取り残されたホコリや花粉は、空気中のバクテリアの影響で、ゼラチン状として蓄積し配管内を閉塞させるため、その結果ドレン配管内の水が溢れて水漏れを起こしてしまいます。

特に工場内や倉庫内は、普通の住宅やオフィスに比べて、材料を加工したり、製作の過程で何らかのガスが発生したりする可能性もあるので、ドレン配管が詰まりやすくなります。

ドレン配管の詰まりを防ぐための処置として、やってほしいことが2つあります。
1つ目は、空調機のフィルターを週に1回清掃することです。
2つ目は、天井内にある空調機ドレンパンやドレン配管を高圧水で洗浄清掃することです。
ドレン配管は、天井内に配管されており鉄管製が多いので、高圧洗浄を行うことをおすすめします。

□ドレン配管の詰まりを放置しておくとどうなるの?

ドレン配管の詰まりを放置しておくと今後の作業や健康に影響を及ぼす可能性があります。
放置した結果、具体的に次のような影響が考えられます。

1つ目は、空調機ドレン管が完全に詰り、大量の水が落ちてきて部屋中が水浸しになり、作業や営業に支障をきたしてしまうことです。
水漏れによって製品が傷んだり、加工に使用する機器が損傷したり、営業スペースが使えなくなったりしてしまいますので、余計なコストや手間がかかってしまいます。

2つ目は、空調機にカビ菌やレジオネラ菌、感染症菌が繁殖することで、室内での感染症や喘息、アレルギー症の発症の危険性があることです。
感染症で作業員の大半が仕事に従事できなくなったり、喘息やアレルギー症で同じ環境で働けなくなったりすると、人手不足で作業効率が悪くなってしまいます。

3つ目は、空調機ドレン配管が完全に閉塞して、ドレン管の改修工事が必要になることです。
ドレン配管の清掃で済んでいたはずが、放置しておくことでより大規模な改修工事が必要になります。

□水漏れの対処法をご紹介!

一度水漏れしてしまったら、水漏れしやすくなり何度も繰り返してしまうでしょう。
ドレン配管の詰まりが原因の水漏れを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。

上述したように、ドレン配管の詰まりは空気中のホコリやゴミなどの汚れが、配管内にたまってしまうことが大きな原因です。
したがって、このホコリやゴミなどを定期的に取り除く作業が必要になります。

素人の方でも簡単にできる方法を2つご紹介します。

1つ目は、フィルター掃除をする方法です。
「工場や倉庫の天井が高い」「空調機の仕組みが複雑で上手く取り出せない」等の心配がなければ、簡単できるメンテナンス方法です。
フィルターを定期的にきれいに保つことで、ドレン配管にたまるゴミの量を減らせます。

2つ目は、ドレン配管にキャップをつける方法です。
キャップをつけることで、ドレン配管内へホコリやゴミが入ることを防いでくれます。
キャップは、お値段も200円程度なので、非常にコストパフォーマンスの高い方法と言えるでしょう。

また、専門の業者に定期的に空調機のクリーニングを依頼することも非常に重要です。
先ほどご紹介した2つの方法だけでは、ドレン配管の詰まりを遅らせるだけでいつかは詰まりを起こしてしまいます。
専門の業者にクリーニングしてもらうことで、細かなホコリやカビまでしっかり取り除けます。
クリーニングでは、高圧洗浄がおすすめです。

□まとめ

この記事では、ドレン配管が詰まる原因と詰まりを放置した結果、ドレン配管の詰まりによる水漏れの対処法をご紹介しました。
空調機のクリーニングをお考えの方や空調機部分からの水漏れにお悩みの方は、参考にしていただけると幸いです。
近畿圏内の工場工事をお考えの方はお気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせはこちら

関連記事