工場の台風対策はできていますか？屋根に被害を受けた場合の修理方法をご紹介

工場の台風対策でお悩みの方はいらっしゃいませんか。
台風対策を怠っていると雨漏りをしたり、強い風で屋根が吹き飛ばされたりするでしょう。
徹底的に対策をすることで、未然に被害を防ぎたいですよね。
そこで今回は、工場の台風対策と屋根に被害を受けた場合の修理方法を紹介します。

□台風による工場の被害を紹介

台風対策を施していない工場は多いでしょう。
台風の対策は本当に必要なのかと思っている方もいらっしゃいますよね。
ここでは台風で工場が被る被害を紹介します。

よくある被害は、やはり大雨による雨漏りでしょう。
台風による大雨はさまざまな被害をもたらします。
大切な商品や設備が台無しになると工場の運営も厳しくなるかもしれません。
最悪の事態を防ぐためにも台風対策は徹底して行いましょう。

また、屋根が吹き飛ばされてしまうことも考えられます。
強い風によって屋根が吹き飛ばされてしまうと、工場を稼働するのは困難になりますよね。
商品や設備を守るために、屋根が吹き飛ばされないような対策が必要でしょう。

さらに、棟板金や釘が緩むというトラブルも引き起こします。
金属屋根の場合は、屋根の頂上部分を棟板金で固定しています。
棟板金が緩むと隙間が生まれ、雨漏りを引き起こすだけでなく、躯体(くたい)の腐食も進みます。
このように、被害は屋根材だけにとどまらず、工場全体へと広がってしまうでしょう。

ここまでは台風による工場の被害をいくつか紹介しました。
工場を安定して稼働させるために、台風対策が必要なことはお分かりいただけたかと思います。
ここからは工場でできる台風対策をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてください。

先ほども紹介したように、屋根からの被害は、工場にとって大打撃となります。
そのため、屋根が台風の被害に耐えられそうかどうかを事前に確認しておく必要があります。

具体的には、棟板金や釘が緩んでいないかを確認しておくことが必要です。
しかし、こうした点検は高所に登る必要があるので、難しいですよね。
また、知識がないと緩み具合の基準もわからないと思います。
不安な方は、専門の会社に依頼すると良いでしょう。

外壁材にひび割れがあったり、窓枠のコーキングが脱落していたりといった不具合が見られる場合があります。
このような場合、隙間から雨水が入ってくる可能性があるため注意が必要です。
また、大きな窓ガラスが設置されている工場では、窓ガラスの補強も忘れないようにしたいですね。

雨樋の点検は誰もが忘れてしまいがちです。
ゴミや落ち葉がたまっているだけで、雨樋は水を排出できなくなります。
普段からこまめに点検しましょう。

どの方法も専門の会社に任せた方が、安全かつ適切に対策ができます。
不安な点や相談したいことがあれば、お気軽に当社までご連絡ください。

ここまで、台風の被害とその対策について紹介しました。
ここからは被害を受けた屋根の応急処置の方法や修理方法を紹介します。

まずは雨漏りをした場合の応急処置の方法を紹介します。
工場や倉庫といった大規模施設における雨漏りの応急処置の方法は以下の通りです。

・雨漏りしている箇所を防水テープで塞ぐ
・コーキングで雨漏りしている箇所を塞ぐ
・ビニールシートを被せて雨漏り箇所を塞ぐ

これらの方法は応急処置なので、一時的なものに過ぎません。
放置していると、被害箇所から建物全体へと腐食が進む恐れもあります。

建物全体が腐食してしまう前に修理しましょう。
具体的な修理の方法は3つあります。
それぞれについて紹介するので参考にしてください。

こちらは雨漏りしている屋根の上に新しい屋根を被せる方法です。
安価で工期が短いことが特徴です。

屋根塗装を行えば、屋根材の耐久性を高められます。
塗料によっては熱を遮断してくれる効果のあるものもあります。
単に屋根を新しくするだけではなく、塗料の効果によって屋根に新しい機能を追加できるためおすすめです。

こちらは雨漏りしている屋根を撤去して、完全に新しい屋根に替える工事です。
工事期間中は工場に屋根がなくなるので、稼働できない可能性が高いでしょう。
そのため、あまり採用されない方法です。

工場や倉庫の工事は大規模なものになってしまうので、費用や工期の面から十分に検討する必要があります。
特に葺き替えの場合は、生産ラインを一時的に止める必要があります。
生産ラインや生産効率のことをよく考えて慎重に決断してくださいね。

株式会社藤浪では、大阪府を中心に近畿圏内なら、あらゆる施工をワンストップで対応可能です。
部品加工や工場工事・メンテナンスはお任せください。
工場の台風対策について詳しく知りたいという方は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。