特に食品製造に関わる企業では、「食」の安心・安全のため衛生面については非常に気を使わなければならないことですよね。
そのため、「HACCP」「FSSC22000」等の食品安全マネジメントシステムの取得や構築が不可欠となります。そもそも、「HACCP」と「FSSC22000」とは何なのでしょうか。
HACCPは、世界的にも推奨されている事業者自らが策定、実行する衛生管理の手法を言います。
危害を分析し、その結果に基づいて重要点を管理する手法です。2018年6月に厚生労働省より「義務化」が決定しております。
下記がHACCPが定める三大危害です。
① 生物的危害:菌・カビ等
② 物理的危害:配管の錆
③ 化学的危害:コンプレッサーオイル
FSSC22000とは、食品安全システム認証のことをいい、食品製造大手や流通大手では、FSSC22000の食品安全システム認証が取引の条件となることが多く、素材・包装・PB製品等を扱う際には、上記認証の取得が必須となります。例えば、下記のような大手企業は、全てFSSC22000を取得しております。
【FSSC22000取得企業】
・飲料:コカコーラ、キリン、サントリー、アサヒ
・パン :敷島製パン、フジパン
・菓子:グリコ、明治、ロッテ
・食肉:日本ハム、プリマハム、伊藤ハム
・流通:イオン、セブンイレブン、ウォルマート
FSSC22000は商品を構成する全てのものがFSSC22000認証企業が製造したものでないといけません。皆様がお使いのコンプレッサーエアーは大丈夫でしょうか。
そこで今回ご紹介するのは、HACCP・FSSC22000対応の食品規格対応エアフィルターです。
本製品は、抗菌・除菌3in1マルチドライフィルターと抗菌・除菌3in1マルチドライフィルタースケルトンです。本フィルターでは、下記を実現いたします。
① 生物的危害 → 細菌捕捉性能 LRV≧9(LRV≧8 も第3者期間にて性能証明済み)
② 物理的危害 → ろ過度 0.01μm(ISO8573-1 粒子等級クラス1対応)
③ 化学的危害 → 2次側油分濃度 0.01㎎/㎥以下(ISO8573-1 オイル等級クラス1対
上記、全て第三機械にて性能証明済みです。
また、本製品のみならず「HACCAP」「FSSC22000」に対応するための、
圧縮空気品質管理システムもご提供しております。具体的には下記の内容です。
1.セミナー :圧縮空気の品質管理の重要性についての説明
2,測定 :エアー内微粒子数を測定
3.提案 :管理ポイントを特定しフィルター選定提案
4.アフターサービス:清浄度を保つための最適保全周期を決定